ロングヘア向け☆ギブソンタックのカジュアルアレンジ!

配信者:ニシカワサトシ(@unonishikawa)
こんにちは。今回はギブソンタックのやり方をご紹介します。
ギブソンタックは、ちょっとクラシカルなアレンジです。
特にセミロングやロングヘアの方におすすめのアレンジになります。
見た目も複雑そうに見えて、難しいと思っている方も多いかもしれませんが、実は結構簡単にできるんです。
Table of Contents
〈ギブソンタックとは〉
ギブソンタックとは、ヘアアレンジの種類の1つです。検索すると同じようなスタイルが出てくると思います。日本髪や夜会巻などいろんな種類がありますが、その中でも長年人気なアレンジです。
シニヨンと呼ばれるお団子とは違い、キュッと締まってクルンとなったクロワッサンのようなフォルムが、ギブソンタックの魅力です。
いろんなやり方がありますが、今回は、オーソドックスで比較的簡単にできるやり方をご紹介します。慣れればパパッとできるようになりますよ。
〈ギブソンタックのやり方〉
ギブソンタックは、後頭部のあたりがつるんとなりやすいので、しっかり動きがでるように表面を巻いていきます。難しく考えずに、5か所くらいを放射状にざっくり巻きます。

表面が巻けたら、サイドの耳上の毛束をとって、後ろにねじっていきます。
後頭部下のへこんだところまでもってきて、クリップで仮止めします。逆も同じようにやっていきます。


両サイドの毛束をくくって、くるりんぱをします。
ゴムを隠してグッと締めるためです。このままだとゆるいので、結び目の毛先側をグッと引っ張って締めます。サイドの毛でバンドをつくるようなイメージです。
次に下の方の余った毛束を3等分にして、先程ねじってとめたロープ状になっている毛の中に上から入れ込んでいきます。
この時裏面が汚くならないように、しっかり手でといて整えてから入れ込みましょう。難しければ、3等分より少量ずつを入れ込んでいっても大丈夫です。
入れ込む時に強くしすぎるとはずれてしまうので、注意しながらやりましょう。
右側を入れ込んだら、左側も同じようにしていきます。
真ん中の方まで進んでくると入れ込みにくくなってきますが、毛先を収納して見えないように入れ込みます。

このままだとはずれてしまう可能性があるので、3か所程ピンでとめておきます。
ピンの長いほうが地肌側、短いほうが毛束側の向きでとめましょう。
よりきれいにするために、コームを使って表面の毛を優しく整えます。
そして、ラフ感を出すために崩していきます。

トップの毛束をを引き出す時も、入れ込んだ毛の部分を崩す時も、やりすぎるとはずれてしまうので、結び目付近に手を添えて、土台が崩れないように注意しながら、同じように引き出しましょう。後ろだけでなく、サイドの方も引き出します。最後に、かわいいヘアクリップをつければ完成です。
〈崩す時のポイント〉
崩す時のポイントは、片手だけでしないことです。
片手だけで崩すと全体まで崩れてしまうので、引き出したいところの土台を必ず持ったまま、毛束を引き出すようにしましょう。20本弱程の少量の毛束を少しずつ引き出します。
崩し方にもいろんな方法がありますが、きっちり仕上げたい場合は、表面の毛を全部引き出す方法で崩します。お仕事の時やしっかりしたイメージに仕上げたい時はこちらの方法を使います。
ふんわりカジュアルにしたい場合は、表面だけを持って引き出すのではなく、地肌付近の毛束を引き出すのがポイントです。

そうすることで、ふんわりと仕上げることができますよ。おしゃれに仕上げたい時やゆるっとラフにさせたい時におすすめです。
〈まとめ〉
最初は入れ込んでいく作業が難しいと感じるかもしれませんが、とにかく中に押し込んでしまえば、ヘアクリップをつけることで隠せるので大丈夫です。
慣れればかわいく仕上げることができるので、ぜひやってみてください。何回かやってみれば、簡単にできるようになりますよ。