美容師が教える!ダメージとおさらば。美髪を作るブローの仕方。

Hair

配信者:KAZE(@kaze_tokyo_daikanyama)

こんにちは。
今回は髪の毛が傷まないドライヤーの乾かし方とブローの仕方をご紹介したいと思います。

<ブローの鉄則> ~毛先から乾かして髪のダメージを抑えよう!~

まず髪の毛が濡れている状態から、毛先→中間→根元の順番にブローしていきます。
毛先からブローするのは、髪が傷むのを防ぐためです。
濡れた髪は表面張力でくっつきあっている状態になっています。
例えば下敷きと下敷きを濡らしてくっつけたら、なかなか剥がれませんよね。

イメージとしては、髪の毛もそういった感じなんです。
毛先がくっついている状態で根元を乾かしてしまうと、毛先にテンションがかかって傷んでしまいます。

髪の毛は、一年でおおよそ15cmくらい伸びます。
今回のモデルさんでいうと、毛先の15cmは3年目くらいの髪にあたり、とてもふやけやすい状態です。

シャンプーをすると、大体5分~10分は髪が濡れていることになります。
そうするとかなりふやけてしまうんですよね。

その状態で引っ張られると、髪はかなりダメージを受けます。
髪にテンションをかけないようにするためにも、最初は毛先から乾かしてください。

  • 毛先→中間→根元の順番にブローをしよう

<毛先のブロー> ~ドライヤーは平行に~

髪を乾かす際、髪の中に手を入れて、バサバサと髪を振る方は多いと思います。
しかしこの方法だと、髪が擦れてしまうんです。

まずは毛先を手の平にとって、髪の毛に対して並行に近い角度でドライヤーをかけます。
風の当たる面積を広くして、毛先側から乾かしてください。


セルフでブローする場合、後ろ髪は見にくいので、前の方に髪をもってくるといいですね。
毛先が乾いてきたら、中間、そして根元の順にブローしていきます。

  • 乾かすとき髪の毛をバサバサふらない
  • 毛先を手に取って後ろから前へドライヤーを当てよう

<ショートとロング> ~髪の長さで乾かし方を変えよう~

雑誌に載っているブローは、根元から乾かす場合が多いですよね。

例えばショートヘアやボブの人で、ボリュームを出すためにふんわり乾かすなら、根元からブローするのもいいと思います。根元を立ち上げるように乾かすのもアリですね。

ただ長い髪の場合、根元を膨らませながら乾かすことはまずないと思います。
ですから、毛先、中間、根元という順番で乾かすのがベストです。

<襟足> ~毛量が多い部分は2段階で乾かす~

それから、襟足や後頭部は乾かすのが難しい部分です。
耳より前の部分であれば、耳のすぐ上や、もみあげのところまでしか毛はありません。
しかし襟足や後頭部は、上から下まで毛がありますよね。
つまり頭の後ろの方の毛量は、前側に対して2倍にもなるワケです。

量が多い分、乾きにくい箇所でもあるので、2段階に分けてブローしましょう。
上の髪をダッカールなどで留めておいて、まず内側を乾かし、それから表面をブローするのもいいですね。

もちろんこれは、最後に根元を乾かす際の手順になります。
後ろ髪も毛先から乾かしていきますが、中間や根元のブローに移った際、どうしても後ろ髪は乾きづらいです。

完全に乾かないうちにブローを終えてしまうと、自然乾燥した時に髪の毛がはねてしまいます。

ですので後ろ髪を上下に分けて、内側の根元を乾かし、それから表面の根元をブローするといった順番がいいと思います。

ここまでで、髪の毛全体を、ほぼ乾かし終わりました。

<前髪> ~乾かすのは最初か最後に~

次に、前髪のブローについてです。

前髪がある方で、前髪が潰れたり、割れて困っている方は特に最初に前髪から乾かし始めるのがお勧めです。

ただ濡れている前髪を乾かそうとすると、顔がびちゃびちゃに濡れたりします。
またロングヘアーの方だと、前髪を乾かしている間に、サイドの髪が顔に張り付いて大変な場合もあるでしょう。

そういう方は、髪全体を乾かしてから、最後に前髪を乾かすのもいいですよ。
前髪が眉にかかるくらいの長さであれば、先に前髪を乾かした方がいいと思います。

<ダイソンのドライヤー> ~低音の激しい風で一気にブロー~

今回髪を乾かすのには、ダイソンのドライヤーを使用しています。
ダイソンのドライヤーは、風量が多くて勢いも強いので、乾きがとても早いです。
しかし温度は低いので、ブローで形を作るのは難しくなります。

そのため、最後にブローで髪の形を作るときは、通常の温度が高くなるドライヤーがいいでしょう。

朝は急いでいる方も多いと思うので、一気にブローしていきます。
細かくブロック分けしてブローするのは難しいので、そのまま乾かしましょう。

<ブローで形作り> ~6束に分けて風は平行に~

フェイスラインの角度に合わせながら、左右の髪をそれぞれ、3つの毛束に分けます。
計6つの毛束を作り、全体をブローしてから、最後に前髪を仕上げる形です。
まずは一番手前の毛束から始めて、順番に後ろの毛束までブローしていきます。

このとき、髪に対して垂直にドライヤーの風を当てるのはNGです。
最近は髪を梳いている人が多いので、垂直に風を当てると、髪の内側で短いがバサバサに広がってしまいます。
ですので、ドライヤーはなるべく髪に対して平行にし、広い面積に風を行き渡らせるようにしてください。

<角度をつける> ~髪を持ち上げて質感をナチュラルに~

ブローはブラシで髪を解かしながら行います。
このとき、髪が45度~90度になるくらいまで、角度を上げながらブラシを通してください。

角度を下げてブローすると安定感は出るのですが、表面の動きは硬くなります。
根元から中間は角度をつけて動きを出し、最後の毛先だけは、0度まで下ろしてブローすることで安定感が生まれるんです。
一旦上にあげたものを下に下げたとき、上の髪と下の髪にはズレが出ます。
このズレが、ナチュラルな質感を演出してくれるんです。

耳よりも後ろの髪は、肩につく位の長さになると、肩に当たって跳ねやすくなります。
セミロングくらいだと、特に後ろの毛が跳ねやすいので、ブラシでしっかりと内側に巻いてください。
胸あたりまで髪の長さがあれば、ナチュラルにブローしても、ちゃんと内巻きになりますよ。

<コツ> ~ブローを成功させるには水分量を見るべし!~

最初のハンドブローの際に、適度な水分量に乾かせていれば、大体2~3回ブラシを通しただけ形がつきます。しかし濡れ過ぎていれば髪は傷みますし、逆に乾きすぎていると、艶やカールが入らなくなるので気を付けてください。
ばっちりの水分量にすることが出来れば、一発でブローが完了しますよ。

<前髪の形作り> ~真ん中と左右に分ける~

最後に前髪をブローしていきます。
頭は丸い形をしているので、一纏めにして一気に形を作ろうとすると、真ん中だけが強くブローされてしまうんですよね。そして左右はゆるくなります。

均等なカールを入れたい場合は、まずは真ん中、それから左右をブローしましょう。
ドライヤーを当てながら、内側に向かって巻きを入れてください。

<マルコプラント> ~ナチュラルワックスで仕上げる~

そして最後は、マルコプラントのワックスで仕上げていきましょう。
大豆2個分程度の量をとり、手の平でしっかり広げた後、髪全体に伸ばしていきます。
ナチュラルなトリートメントワックスなので、内側に優しくつけた後、手にはほとんど残っていません。
この少しだけ残ったワックスは、髪に軽く指を通しながら、表面に伸ばしましょう。


均等にせず、あえてムラを作ることで、ナチュラルな質感に仕上がります。

例えばシアバターやオイル系のワックスであれば、しっかりつけることで艶出しが可能です。
しかし最近はナチュラルでドライな質感なものも多いので、そういったワックスなら、ムラを出した方がいいと思います。

<顔周りと前髪> ~残ったワックスでムラを作る~

内側、表面と伸ばした後、手には本当に少しだけワックスが残ります。
このワックスは、前髪につけましょう。
指先で前髪を部分的につまんで、軽く毛束を引き出すイメージです。

それから、フェイスラインに肌感を出したい場合は、顔周りの髪に何回か指を通していきます。
好みの質感が出るまで、残ったワックスをムラ付けしてください。

また内巻きベースで形を作る際は、ナチュラルな質感を安定させるため、最後に中間から毛先にかけて軽くフォワードに捻りをいれます。


以上でブローと、仕上げのワックスまで完了しました。
ありがとうございました。


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