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プロが教えるウェーブで仕上げるハーフアップ✨

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今回は、ウェーブを活かしたハーフアップを作っていこうと思います。 カールではなくて、全てウェーブで仕上げていきます。 よろしくお願いします。

<Moii ヘアオイル> ~束になりすぎない、軽い使い心地のヘアオイル~

パサつきが気になるので、まずはオイルでツヤを足します。 今回はMoii(モイ)を使っていきます。 ウィッグの場合は、手の平全体に伸びる程度の量を、2回分つけて下さい。

軽いタイプのヘアオイルは、多めにつけないとウィッグが吸収してしまってツヤがでないので、たくさん使って大丈夫です。 髪の中間から毛先にかけては、特にしっかりつけてください。表面やトップの方は、指先に余ったものを付けるくらいでOKです。 僕はバームタイプの整髪料は、ベースメイクの時には使わないです。使うにしてもMoiiのようなサラサラとしたタイプが多いです。

プロダクトなどのバームタイプは、束になりすぎるので、あまり好きじゃないです。おくれ毛などを束にしたいときはバームタイプも使いますけど、それ以外はほぼ、軽い質感のものを使っています。

<ベースメイク> ~ストレートアイロンでウェーブを作る方法2種類~

ストレートアイロンを使って、まずはトップのほうからベースメイクをしていきます。ストレートアイロンでウェーブを作る方法は何種類かありますが、大まかに分けると2種類になります。

一個目は、ヘアアイロンを離す方法です。トップの毛束をとって、アイロンで挟んで山をつけたら、一回アイロンを開いて離します。 一回アイロンを離して冷ます。これを何度か繰り返すと、波のようなウェーブができます。

二個目のほうは、挟みっぱなしのやり方です。これでもウェーブは作れます。 どっちがやりやすいかは個人によるので、お好みでいいと思います。 ただ挟みっぱなしのほうは、アイロンを挟み終わった部分を指で押したり引いたりして、強くテンションをかけないと、リッジの強いウェーブができません。 挟むだけだとかなりゆるいウェーブになるので、リッジを利かせるなら、しっかりテンションをかけてください。

そうするとくっきりしたウェーブができます。ただ、アイロンも髪も熱くなるので気をつけて下さい。 もしゆるいウェーブをつけたかったら、挟みっぱなしで普通にテンションをかければいいです。

<ポイント> ~アイロンをかけた後にできるクレバスをチェック~

アイロンを離す方法のおさらいですが、山をつくって、一旦アイロンを離します。するとアイロン離したところ、山の尾根の部分に線ができます。

その線と並行になるように、またアイロンを当てる。なるべく綺麗に線が消えるように、何回かなでるといいです。 直線状のアイロンの熱が当たると、髪の毛に温度差が生まれて、必ずクレバスという線ができます。そのクレバスにアイロンをしっかりあてれば、綺麗なウェーブができます。 アイロンを離す方法と挟みっぱなしの方法、どっちが綺麗というよりも、どっちがやりやすいかが大切です。

後は自分が求めるテイストにどっちがあっているかだと思います。 自分でウェーブを作るときは、見える角度も限られてくるので難しいかもしれないです。 でも理屈だけでいえば、トップから毛束をとったとして、アイロンがブレないように垂直に当ててから、そのままウェーブをかけていけばある程度は軽くなると思います。

ご自身でアイロンをかけるときは、そんなにくっきりウェーブをつける必要はないでしょうし、ゆるやかでいいと思います。 ここまでが、ストレートアイロンでウェーブつけるパターンです。

<クレイツのホリスティック> ~コテでウェーブをつける~

今回はクレイツのホリスティック、26mmのものを使います。 コテでウェーブをつけるときは、まず一回、内巻きになるようにフォワードを入れます。次に谷を作るときは、外ハネをさせるようにリバースを入れます。 この方法でもウェーブはできるので、ストレートアイロンが苦手な方は、コテでもいいと思います。均一に柔らかいウェーブをつけるには、コテの方がやりやすいかもしれません。でも、やりやすいかは最終的に個人の好みです。

<ハーフアップ> ~髪をまとめてから緩める~

ウェーブさせた髪をほぐしていきます。髪全体を、指先を使って手グシします。 次にほぐした髪をまとめますが、今回はハーフアップ調にするので全部ではなく頭のてっぺん辺りの髪をとり、ゴムで止めます。僕はゴムをあまり強くは止めないです。
ゴムで止めたのより上の部分の髪を、指でつまんで引き出していきます。最後に微調整はするので、全体的にざっくり髪を出して、緩めておく感じです。

ここで緩めておかないと、後でピン打ちなどをする時に髪を出しにくくなるので、最初に緩くしておきます。

<サイドとトップ> ~毛流れを見つつウエイトを作る~

サイドの髪を、ハーフアップの結び目に向かうように持っていきます。 この時に毛流れを確認し、どこにウェーブの山が欲しいか目星をつけて、好みの位置に山が来るようにアイロンをかけると、結んでいる部分との間が綺麗に埋まります。ダッカールがある場合は仮止めしておきます。
トップの生え癖が強くて割れる時は、7:3や6:4という風に、重い方と軽い方を分けていきます。今回のモデルのマネキンも、7:3になってるんです。右側が重く、左側が軽いんです。
こういう風に片方にウェイトを作るとやりやすいと思います。僕はセンター分けの人でも、大抵どっちかにウエイトを作ります。 両サイドから適量の髪をもってきて、結び目の位置でピンを使ってとめます。

地肌にとめるというより、ゴムにとめるようにするとうまくいきます。ピン一個で二本まとめてとめられます。真後ろから見るとこんな感じです。

今回は、特に横を意識して、山と谷しかないウェーブで髪型を作ろうと思っているんですが、ウェーブというのは2D的な可愛さなので、全方向可愛く見せるのは、技術がないと難しいです。
ですので、慣れないうちはどこか一方向から見たときに可愛く見えるよににした方が、可愛いウェーブを作りやすいです。最初から全体的に可愛く作るのは、初心者には難しいですね。
360度可愛い形は、カールの方が作りやすいです。ウェーブは上級テクになります。

<下の髪のウェーブ> ~太めの束でざっくりウエーブを作る~

次は下の髪にウェーブをつけるんですが、こちらはコテを使います。 正面から可愛く見せるポイントは顔周りなので、気にするのはトップのボリュームの持たせ方くらいです。
綺麗に顔をひし形にする感じです。 大抵の場合、ウェーブを細かくとりがちになりますが、太めの束で、ざっくりにした方が可愛いです。毛先をどう動かしたいかが重要なので、僕は毛先からやります。
もし山のリッジが重要だと思う方は、上部からコテを当てるのがいいですね。上の方に山を作りたい場合、毛束の先頭からウエーブをつけていけば、思ったところに山ができます。
自分がどうしたいかを考えながら、順序を変えた方がいいです。 ウェーブは2D的なものなので、正面より真横から見た方が、カーブがよく分かって可愛いです。それを理解した上で作らないと、ウェーブヘアは苦戦します 欲しいところに欲しいウェーブをもっていくほうが、絶対的に可愛く作りやすいです。
最初のうちは特に、ブロッキングなどは考えない方がいいと思います。

<ウェーブを足す> ~表面に山を作って微調整~

細かくウエーブをつけるとクドいので、毛束は太めにとります。 それから、ウエーブをつけた髪を崩したときに、カールを足したいと思う部分があれば、表面だけにするといいです。

例えば耳の上に山が欲しいと思ったら、毛先からじゃなく、上からもコテをあてる部分も作っていきます。そうすると欲しいところに山がくるので、バランスをとりやすくなります。 僕はアウトラインは外ハネが好きなんですが、いつもフォワードから、つまり内ハネの部分から作り始めます。
細かくやると時間がかかるので、ざっくりにしておいて、最後に表面で微調整をしていくんです。一番やりやすい方法だと思います。

<ウェーブヘアの撮影> ~可愛く見せるコツは横向き~

ウェーブヘアを撮影する場合、見たままを撮るのは、やはり難しいです。 特に下の方の、おりている髪をウェーブさせるなら、少し工夫が必要です。カメラの角度も考えてウェーブをいれないと、ただの線になってしまいます。

顔まわりには、コテに髪を巻き付ける、にがし巻きがいいです。少しだらけた感じのウェーブができます。簡単ですし、可愛く仕上がりやすいので、ビギナーの方は試してみてください。
さて撮影ですが、例えば、左後ろのやや斜め上からの角度で撮るとしたら、その角度に対してウェーブをいれていきます。

カメラから見て、毛束が横に向くように作らないと、あまり可愛くありません。強いウェーブでも角度によっては分かりにくくなるんですが、横向きにすると、可愛く撮れます。
カメラ映りに関しては、カールを混ぜれば簡単に解消できます。さっき顔まわりに使った逃がし巻きを下の髪にも使えばいいんですが、ウェーブだけで仕上げたい場合は、角度も考えないときれいに映りません。
真横や真後ろから撮りたい場合、ウェーブの向きによっては線にしか映らないので、角度を考えるといいです。 さて、ベースメイクが終わったので、次は動きをつけていきます。
 

~やり直しも自由自在のワックススプレー~

スプレーは8割方、SPICE(スパイス)を使います。ルーズ感のある髪型なら、指でつまんで引っ張り出したりして、かなり崩します。

ワックススプレーは、しっかりは固まらないので、やり直しがききやすくていいです。ソフトスプレーでも大丈夫ですが、ワックススプレーの方がお勧めです。 人の髪でもウィッグでの練習でも、ワックスなら固まりづらいので、スプレーを使う場合のようにしっかり洗わなくても、そのまま続けて使えます。 僕はツヤのある、しっかり綺麗目の髪は好きじゃないので、少しパサつきも取り入れながら進めていきます。 スプレーをしながら、全体を崩していってください。

<カールをつける> ~ウェーブとカールの順番に注意~

まずはアウトラインを整えていきます。僕は巻いた髪のリッジ部分を強くするように崩すことが多いです。 自分で自分の髪にやろうとすると、崩れやすいと思います。ただしっかりピンやゴムでとめていれば、強めに引っ張っても意外と大丈夫です。 次に、気になるところがあれば、コテで巻き直していきます。前髪はナチュラルになるように、巻いては崩してを繰り返します。

ここで一つご忠告です。ウェーブからカールには変えられるのですが、カールからウェーブに変えるのは難しいです。 ウェーブを最後に巻き直せばカールになりますが、一度カールさせるとクセがつくので、もう一度ウェーブに戻すことはできなくなります。ですので順番には気をつけて下さい。 プレス式のストレートアイロンを高温にすれば、できる可能性もありますが、髪の毛がかなり傷みます。

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<仕上げ> ~ほぐしと空気感を足したらソフトスプレーでフィニッシュ~

今回のハーフアップ、だいぶ出来上がってきました。もしブライダルのセットであれば、サイドに飾りをつけるといいです。

カメラの角度も見ながら、アウトラインをしっかり作れば、より素敵なスタイルに仕上がると思います。 正面から見たときに重い部分を引き出したり、髪飾りを足したり、空間が空いていれば、さらにほぐして埋めていきます。サイドは空きがちなので、おろしている髪の上の方を広げるなど、対処していくといいと思います。 僕はカールやウェーブをほぐすときは、ほとんど指でやります。スプレーもほぼ使わないです。指でチネって広げて、空気感を作ります。

最後は、ソフトスプレーで仕上げていきます。しっかり毛を絡ませてあれば、ハードスプレーを使う意味はほぼないです。 ベースがウェーブなので、あまり作りこまないことが大事です。 今回のハーフアップは、こういった流れで作ります。

またお時間があれば、覗いていただけると嬉しいです。 ありがとうございました。

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