夏ネイルデザイン

Nail

今回は夏にぴったりなジェルネイルをご紹介します。
夏向けのビビットなお花のデザインなので、ぜひご覧ください。
(写真添付)

<プレパレーション> ~奇麗に仕上げるための下準備~

初めは自爪の状態です。まずは甘皮の処理をしていきます。爪の形を整えてから甘皮部分にキューティクルリムーバーを付け、ルースキューティクルの除去を行います。

爪の上に、薄皮や角質などが付いてるとジェルネイルが定着しないので、しっかりとルースキューティクルを押し上げていきます。

爪に負担かけないように、軽い力で行ってください。爪がへこまない程度が、力加減の目安です。

ニッパーを通してから、サンディングをします。サンディングは、ジェルネイルを定着させるため、爪に凹凸を付ける作業です。

<ウラワ・G3> ~コンパクトなネイルマシンでサンディング~


ウラワさんのネイルマシン・G3を使用します。グリーンポイントというビットで、サンディングを行います。

マシンを使用しない場合は、180グリッドのウォッシャブルファイルでサンディングをしてください。もしソークオフをする場合は、スポンジファイルの180グリッドでファイルを行います。余分なルースキューティクルが残らないように、気を付けてください。

ウラワさんのG3だと、メモリは1で、5000回転が目安です。回転数が早すぎると必要以上に爪が削れてしまいますので、自分の手の速さに応じて設定を変えてください。

今回はソークオフ用のプレパレーションなので、爪の際だけ、180グリッド相当のファイリングを行います。爪の真ん中部分は、180のスポンジでサンディングします。

次に、油分を除去しましょう。爪の表面とフリーエッジに加え、爪の長い方は、裏側まで除去を行ってください。

 

<フルーリア・ベースジェル> ~5秒で硬化する優秀なクリアベース~

今回は、フルーリアのベースジェルを使用します。このジェルはLEDライトに当てると5秒で完全硬化するので、スピーディな施術が可能です。

まずは爪にベースジェルを塗ります。甘皮部分にはみ出さないように、指先を少し下げるのがコツです。

筆圧がかかり過ぎるとジェルがえぐれるので、厚みを残すように、軽い力で塗布します。爪に凹凸がある方は、この工程で埋めておくと、仕上がりがキレイです。

ジェルを塗り終わったら、一旦硬化させます。LEDライトを5秒ほど当てると、カチカチに固まります。UVライトで固める場合は、1分間ライトを当ててください。

次に、メインのお花を描いていきます。夏向けのネイルなので、涼しげなクリアベースのままでOKです。

 

<フルーリア・カラージェル> ~攪拌不要のビビットカラージェル~

フルーリアのカラージェルで、お花を描いていきます。今回使用するのは、M45番の蛍光オレンジ、M41番の蛍光ピンク、M09番やM14番など、夏に合ったビビットカラーです。

フルーリアのジェルは、基本的に撹拌不要です。ただし新品や、1か月間以上使っていないものは撹拌が必要な場合もあります。1回撹拌すれば1週間くらいはもちますよ。

 

<フルーリア・ミニオーバルブラシ> ~細かいアートに対応!繊細なミニブラシ~

お花を描くのには、フルーリアから発売されている、ミニオーバルブラシを使います。

ベースジェルを塗るのにもフルーリアのブラシを使用しましたが、そちらは大きめのオーバルブラシです。ベースやトップ、爪全面にカラーを塗るのに適しています。

ミニオーバルブラシは小さくて細めなので、今回のデザインのような、小さなお花を描いていくときなどに向かいています。

 

<アートのポイント> ~中心は小指側!メインアートの配置~

最初はパステルに近いカラーから塗っていきます。まずはM43番の薄ピンクを使います。

ネイルを塗る際、デザインの配置に悩むことがあると思います。どこにお花を描くかですが、基本的に人の目線は小指側から向けられるので、小指側にメインのお花を置きたいです。

もし反対側に描いてしまうと、人差し指が邪魔してデザインが見えにくくなります。親指以外の4本は小指側にメインのアートを描いて、親指だけ逆側にメインを置くのが基本スタイルですね。もちろん例外もあります。

今回は小指側の、ややフリーエッジに近い部分を中心にします。中心には、最後にストーンを置いて仕上げたいので、M43番で小さく印をつけておきます。

印をつけたら、M43番でお花を描いていきます。中心に向かって、外側から筆を滑らせてください。オーバルのブラシの形が、そのままきれいな花びらの形になります。

重要なのは筆の形であり、特にテクニックは必要ありません。色・塗りムラや筆の跡は気にしなくていいので、おおざっぱに描いてください。


注意点は、お花の中心がズレないようにすることのみです。書き終わったら、硬化させます。

 

<色を重ねる> ~ぴったり重ねず奥行きを演出~

M43番の次は、M41番の蛍光ピンクを筆に取り、色を重ねていきます。M43番で描いた花びらから、少し横に位置をズラしつつ、先程と同じように花びらを描いていきます。

全く同じ部分に重ねて書いてしまうと、奥行きがなく、色の重なりも見えにくくなります。2色目は横にスライドさせるイメージで描くのがポイントです。

位置をズラして描くと、薄いピンクと濃いピンクが両方ともしっかり見えるので、奇麗な仕上がりになります。描き終わったら硬化していきます。

フルーリアのカラージェルは、LEDライトだったら20秒、UVライトであれば1分で完全に硬化します。

濃い色で薄い色を消すイメージにしたいので、色を重ねるときは、まず薄い色から塗ってください。濃い色の上から薄い色だと、どうしても薄い色が負けるので、花びらの重なり具合や色合いが変わってしまいます。

次に、クリアでワンコートします。花を描いた部分にだけ、ベースジェルを一層重ねてから、硬化させてください。フルーリアのベースジェルなので、硬化は5秒です。

Q.ささくれがひどいのですが、どうしたらよいでしょうか?

A.ささくれがひどい方は、ぜひネイルサロンでネイルケアをしてください。それからキューティクルオイルや化粧水、ハンドクリーム、オイルなどで保湿をするといいですね。

爪の根元の甘皮部分がガサガサだと、保湿しても効果が出にくいので、まず皮膚の状態を改善させましょう。一度きちんとネイルケアをしてから、意識して保湿するのが一番です。

<リピート> ~同じカラーを厚く塗り重ねる~

お花を描く工程を、もう一回行います。クリアの上から、M43番を塗ります。最初に描いたお花の中に収まるイメージで、小さめに描いていきます。

2段目は、1段目よりも濃いめに、厚みが出るようにします。下地を消すイメージですね。塗り終わったら硬化します。

次も同じように、M41番をもう一度塗っていきます。クリアを挟んで2回ずつ色を重ねることで、お花を2段にしていきます。

先程と同じように、M43番を描いたところから、半分ズラしてM41番を重ねます。全部ズラすと間に色を置く形になってしまうので、注意してください。

M41番を塗り終わったら、硬化していきます。

 

<お花に見せるコツ> ~花の中心に濃いカラーを置く~

色に深みを出したいので、今度はM49番の赤紫を重ねていきます。M49番はとても濃い色なので、筆に擦りつけるようにして、薄く取ってください。

お花の真ん中を叩くように、色を乗せていきます。お花のアートは、花びらの中心を濃くするとお花らしく見えるので、叩き込むようにして色を重ねましょう。

お花の中心というのは、花粉があったりする場所ですね。そこに濃く色を乗せてから、今度は外側向かって、掠れるぐらいに広げていきます。

次に、一度硬化させてください。

 

<蛍光オレンジ> ~イエローラインを隠して全体を明るく~

続いてはM45番の蛍光オレンジを使用します。こちらも色がはっきり出るので、筆に少量をとってから、さらにパレット等に叩き込んで量を調整してください。

M45番は、1段目に薄く重ねます。今回のアートはクリアベースに描いてるので、イエローラインや爪の伸びている部分が透けて見えているのです。これらをぼかすイメージでオレンジを足していきます。

オレンジを少し入れるだけで、ネイル全体の雰囲気が明るくなります。塗り終わったら、硬化していきます。

お花部分には使いませんが、M09番のミントグリーンもあるといいです。

お花を描くのとは別の指に、何色のネイルを合わせるか考えたとき、ぴったりなのがM09番。最初に使ったパステルピンクと、パステル系のミントグリーンはすごく相性がいいです。

フレンチネイルやシンブルなワンカラー、グラデーションにしてもいいでしょう。抜け感を作るときに、メイン以外の指に持ってくると可愛い色ですね。

 

<色の組み合わせ> ~希望を明確に!トーンを合わせて統一感を出す~

色の組み合わせ方ですが、例えばネイルをするのがOLさんだったとします。そのOLさんは、ポイントアートで1本だけ派手にして他は地味にしたいのか、それとも全体を明るい雰囲気にしたいのか等、まずは好みや希望を考えましょう。

OLさんだと、先程のミントグリーンは使えないと思うんですね。しかし、もし夏っぽく、色の制限もなしで仕上げたいなら、反対色を合わせると派手になります。

グリーンとピンクは反対色なので、色のコントラストが際立ってビビットな印象ですね。目立つデザインになります。

あと、色の系統は統一しましょう。もしメインの指にスモーキーカラーを使うのなら、他の指もスモーキーカラーを使う。パステルカラーなら他の指もパステルカラーにするなど、色のトーンを合わせたほうがいいです。

メインの指だけパステルで、他がスモーキーカラーなど違うトーンの色になると、アートのテイストが変わってきます。

 

<フローリア・ウルトラライナー> ~まるで髪の毛!?極細ライナー~

今度はライナーを使っていきます。フローリアのウルトラライナーというライナーですが、すごく細いです。髪の毛だと1本分くらいです。

ラインを引くのに使うカラーは、M14番のホワイトです。M14番をウルトラライナーで引いていきます。

お花を描くときは、まず中心を決めます。中心を決めたら、放物線状のラインを外側から中心に向けて走らせます。

ラインアートを描く際、線をどこに描けばいいのか、迷いがちな方は多いと思います。お花のラインを描くときに迷ったら、必ず中心から外側、もしくは外側から中心に向かって描いてください。

ラインを引く方向が分からなくなったら、とりあえずお花の中心を目がけて筆を走らせてください。この方法なら、大きくズレたりはしません。

細いラインを描くとき、ただ細いだけだと味気ないです。線に強弱があると味が出るので、最初は太くて最後が細かったり、最初が細くて最後は太かったりと、強弱を考えるといいと思います。


今回はラインで長いツタを描いているんですが、ツタを描くときも、外側からお花の中心に向かって描きます。ラインを描き終えたら、硬化作業です。

ここまででアートは大体終わりですが、次はストーンやグリッターを組み合わせて、さらに可愛くしていきます。

 

<ストーンとグリッター> ~光ものでアートを引き立てる~

グリッター等を付けるときも、ベースジェルを使用します。ストーンやグリッターを付けるところだけに、クリアのベースジェルを塗っていきます。

まずはラメや、ホログラムを引きます。小さいラメから大きいホロまで色々ありますが、ピンセットに取って散らしていきましょう。

夏向けのネイルには光り物が必須だと思うので、ホログラムやラメをお花の中心に引きます。お花の中心を大きくとった方が、お花と分かりやすくて可愛いです。

次にリーフ型のホログラムも置いていきます。葉っぱ型なので、お花のそばにあると、自然な草花に見えます。

リーフは適当な場所には乗せず、リーフの真ん中の線が、お花の中心に向かうようにします。すると葉っぱだと分かりやすくなるので、アートの雰囲気がより伝わります。

ここでいったん硬化させて、ホログラムを固めます。

 

<フルーリア・ストロングハイシャインジェル> ~ストーンを離さない高粘度ジェル~

今度は、フルーリアのストロングハイシャインジェルを使用していきます。トップジェルにも使えますし、ストーンの固定にも使えます。さらに長さ出し用のジェルとしても使えるタイプですね。

ストロングハイシャインジェルはホールド力があり、上にストーン乗せると滑り止め役になります。ベースジェルではストーンは固定しづらいので、ストーンをしっかり貼り付けたい場合は、こういった粘度の高いジェルを使います。ストーンはお花の中心に置いてください。

今回のネイルとは違いますが、例えば他の指のネイルに、先程のM09番・ミントグリーンを合わせていた場合。

他の指にミントグリーンを使ったら、メインのお花のアートにもミントグリーンのスワロフスキーを置きます。するとそれぞれの指がバラバラにならず、他の指のカラーと繋がりができて統一感がでます。別の指に使っている色を、メインのアートに取り入れて、色合いを繋げるのです。

突然ピンクがあって緑もあって…となるとバラバラに見えてしまいます。今回のピンクのお花にも、ミントグリーンの要素を入れてみます。お花の中心に、ミントグリーンのストーンを足します。それから細かいストーンを組み合わせて、花芯を整えましょう。

ラインで作ったツタの部分にも、小さいスタッツを乗せます。ここで硬化させますが、これはストーンの仮止めです。

<コーティング> ~しっかりガード!アートとストーンを守る~

ストーンはジェルでコーティングするほど、輝きがなくなります。キラキラのスワロフスキーも、ジェルで分厚く埋め込むことで、カット面がなくなってしまうのです。

厚みがあるストーンやホログラムは、トップジェルをかける前に、一旦ハイシャインジェルで埋めていきます。

爪との接着面の隙間や、端っこを埋めることで、ストーンを爪に引っかけることがなくなるので、取れにくくなります。分厚く塗らなくても大丈夫です。隙間を埋めたら、硬化させます。

最後に、トップをかけます。ストロングハイシャインジェルを一層塗るだけです。ストーンの周りはコーティング済みなので、ストーンの部分だけ分厚く塗る必要はありません。

アートをいっぱい描いたり、ストーンをたくさん置くと、ネイルの表面がボコボコになりやすいです。ボコボコがあると光がヨレます。

アートが可愛くても、光がヨレヨレだと仕上がりがイマイチに見えるので、ヨレの原因を埋めていきます。ヨレて見えるところにジェルを足して、凹凸を少なくします。

ただ、分厚く塗りすぎると逆効果になるので、気を付けてください。光のヨレが少なくなるとアートが見やすくなるので、仕上がりが奇麗になります。凹凸を埋めたら、硬化させます。

<硬化のコツ> ~臨機応変にしっかり固める~

ストロングハイシャインジェルは、LEDライトだと20秒で完全硬化します。

ただ、LEDライトは形状・光の強さ・波長などが様々であり、小型のものや簡素化されたライトだと、20秒ではツヤが足りない場合があります。

もし20秒硬化させてから拭き取ってみて、ツヤが出にくいようなら、時間を倍にしたり、少し長めに光を当てたりして、よく硬化して下さい。

<フルーリア・ネイルワイプ> ~最後の仕上げの拭き取り溶剤~

拭き取りの際は、必ずフルーリアのネイルワイプという溶剤を使用してください。仕上げはゴシゴシ擦って、ジェルが残らないようにします。

少しでも未硬化のジェルが残っていると、曇りの原因になります。きちんと拭き取りができれば、しっかりツヤが出ますよ。

今回のネイルは、夏にぴったりな蛍光色をメインにデザインしました。光のヨレがなくなると、クオリティが飛躍的に上がると思います。

ピンク系で別の指のネイルを合わせるのもいいですし、ビビットな黄色や紫など、その他の色々なカラーにもよく合うと思います。

先程はミントグリーンをご紹介しましたが、反対色を組み合わせると、オシャレさがとてもアップします。

<使用アイテム> ~本日の商品ラインナップ~

・ウラワ・G3
・フルーリアのベースジェル
・フルーリア・カラージェル M41番、M09番、M14番
・フルーリア・ミニオーバルブラシ
・フローリア・ウルトラライナー
・フルーリア ストロングハイシャインジェル
・フルーリア ネイルワイプ

ぜひ参考にしていただけたらと思います。
ありがとうございました。

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