• HOME
  • Nail
  • 配色のバリエーションテクニック

配色のバリエーションテクニック

Nail

よろしくお願いいたします。沖と申します。
今回はこちらのシルキーベージュというブルーのアートと、ウェストコーストという夏の雰囲気のアートを2つやります。

Table of Contents

<シルキーベージュの下準備>~ベースの塗り方のコツ~

それではチップを使います。

フルーリアのベースコートを塗布する

ベースコートから塗っていきます。フルーリアジェルのベースコートです。
中身は黄みがかっていて、硬くないものです。
ベースの色は、大体中指ぐらいの爪の大きさであれば、ブラシ片側に半分ぐらいの量で大丈夫です。

今回はチップでやりますが、人の爪の場合はキューティクル周りのサイドウォールの部分は薄めに作っていきたいので、ジェルの量はここで一回落として、下に伸ばしてからサイドを塗って、残ったジェルを使ってキューティクル周りを塗ります。
この時に、ブラシの裏側にジェルがついたままだと、キューティクルのところに付きやすくなるので、私はパレットに片側を綺麗に落としながら塗ります。

ブラシを寝かせた状態でキューティクル周りに塗布する

ブラシを立てたまま引くと、爪の先に溜まりやすくなるので、キューティクル周りは量を抑えて、爪の先までいく時はブラシを寝かせた状態で塗ってください。
最後にエッジを塗った後、サイドから確認していただくと、特にチップの場合はジェルの溜まりができやすいです。

ジェルのたまりを防ぐ

少し爪が薄い方や少し反り気味の方は、こういうところにジェルがたまりやすくなるので、必ず戻してください。
戻す時はブラシで戻すのではなくて、ブラシについたジェルで爪についたジェルをはがすようなイメージで戻します。
ツヤが大きい感じにプルンとしてきたらライトで固めます。

<アート>~涼しげなお花の描き方~

フルーリアのベースジェル(シアー)を使う

次にアートのベースとなる色がSの01番、シアホワイトです。
フルーリアのジェルはシアカラーでもムラになりにくく、塗りやすいです。この後にお花柄を描いていくので、Sの01番はワンコートで仕上げます。
先ほどのベースと同じ量を取ります。筆の片側半分くらいです。
爪の真ん中から色を落として、筆の片側がいつも綺麗な状態で塗るようにしてください。

最後までツヤがいっぱいになるように塗ったら、残りのジェルでキューティクル周りを塗ります。
こちらも溜まりがあったら戻してあげてください。
しっかりとエッジまで塗って、少しだけレベリングを待ってから硬化します。

次にお花のアートを描きます。

涼しげに透けた感じのお花を描くので、その時にジェルの拭き取りなどに使う、フル―リアジェルのネイルワイプを絵の具のようなイメージで使います。

花柄のカラーはMの54番のブルーです。
ダッペンの中にキッチンペーパーとネイルワイプを入れた状態にして用意すると、ブラシをキッチンペーパーで洗いながら使うことができます。
この中にブラシを入れて、ワイプを水のようなイメージで使って、Mの54番をパレットの上で絵の具を溶かす感じで混ぜます。

<フルーリア ショートアンギュラーブラシ>~花びらのアートに最適な筆~

この時のお花の柄を描いていくのが、こちらの黄色のショートアンギュラーの筆です。
筆がちょっと小さめの幅で、斜めにカットされています。

ブラシを縦に使ってお花柄をかく

筆を横に使っていくのではなくて、縦に使ってお花柄を描きます。
絵の具を溶かすようなイメージでブラシに取ります。
このブラシの中にワイプを含みすぎると、描いた瞬間に広がって垂らしこみのような感じの柄になるので、量はパレットの上で少し調整してから描きます。
ブラシを縦に使って、お花柄を描きます。
縦に使うことで、細い線が残ると本物のお花の葉脈のようになります。
ランダムに、この後に入れる紫の入る隙間をあけて描きます。

もう一つ重なるような感じでお花の花びらを描きます。硬化します。

2色で3色のニュアンスを作り出す

次に使っていくのがMの51番グレープです。かなり濃い紫色です。この色も同じようにワイプで溶かしたものを乗せます。
先ほどの青の上に重ねていくことで、紫と青が重なると、もう一色濃い紫ができる感じになるので、2色しか乗せていないのに3色できたようなニュアンスができます。
ワイプで少し薄めにして、色を少し落としてからブルーに重ねるように真ん中に入れます。
少しはみ出して、すでに塗ってある色に重ねる感じで塗ると良いです。
この重なった部分が青紫に見えるようになるので、2色しか使っていないのに3色使ったようなイメージになります。これで1回固めます。

硬いテクスチャで葉っぱを描く

次は、濃い青の葉っぱイメージの部分です。
Mの12番です。星が3つ塗りつぶされているものが一番硬いテクスチャーで、ラインを引くなどのアートに使用するのに最適なものです。
星が2つになっているものは、グラデーションやワンカラーなどに向いています。
星が1つのものは、かなりテクスチャーが柔らかいので、こちらもグラデーションなどに向いています。サラサラです。
Mの12番を使って葉っぱを描きます。これも軽めに描いて、色を結構残す感じにします。筆が下がるような感じで描きます。

硬化します。
このあと1回、ワンコート、クリアを挟んでからお花の中心の黒い部分を描きます。
使うのが青いボトルのハイシャインジェルです。

<フルーリアハイシャインジェル・ストロングハイシャイン>~テクスチャの違う2種類のトップコート~

フルーリアのトップコートは2種類あり、青い方はテクスチャが柔らかめでちょっと柔らかいです。
薄い感じでつきます。黄色い方はストロングハイシャインと言うんですが、こちらはテクスチャが固めのもので、エッジを作ったりすることもできるジェルです。

こちらはツヤがすごく出るので、私はいつもこちらのストロングハイシャインを使ってトップコートを仕上げます。

トップコートのジェルの量を調節する

まずアートの中に使っているのが、青いボトルのハイシャインジェルです。
細いラインを描いていく時に、あまりたっぷり塗りすぎると線が歪むので、中指ぐらいの爪の場合、量は筆先に少し取る程度です。
全体にブラシ跡が残るくらいの量で構わないので、全体に塗布します。
ここでまだ硬化はしないで、このままMの59番、テクスチャがサラサラのブラックを乗せていきます。

<フルーリア ウルトラライナー>~極細ラインには必須の筆~

細いラインを描いていくのが、紺色のウルトラライナーという筆になります。
極細で毛足の長さが絶妙です。細い線を使うのに必ず使います。Мの59番をこのブラシの先端に少し取って、お花の中心となる部分に、ちょんちょんと置きます。

ウルトラライナーで花らしさを出す

この黒いラインを入れることで、急にお花感が出てきます。
さっきお花の中心に置いたドットの部分から色をもらいながら線を引きます。固めます。

グリッターのジェルで華やかに

その後に花粉のイメージで乗せているのが、グリッターのGの06番です。シルバーのラメです。
先ほどと同じように、ワイプで混ぜながら使います。このまま塗ると濃くなるので、このワイプで少し溶かすことで粒子がバラバラに広がります。
1回溶かした状態にしてから、先ほど描いた黒い部分の上に軽く叩くようにポンポンと乗せます。

これでもう一回硬化します。
その上に白の縦の細いラインを、薄いベールがかかってるような柄を乗せます。
Mの14番を使っています。
テクスチャーはあえて硬いものを使うことで、溶いたものでもラインが残りやすく、わざとムラを作る感じで描くようにしています。これをショートアンギュラーの筆で描きます。
筆に残った色をワイプで洗い流して、綺麗にしてからホワイトを薄めます。
少しワイプの量も加減しながら、でも白のラインがくっきり出るようなぐらいの溶かし具合にします。これをまた、斜めになっているブラシを縦に使って、爪の根元から先に筆を滑らせ、ちょんちょんとラインを入れます。失敗したかも、というところは多めにかぶせることでごまかすことができます。
縦に微妙なラインが入っています。ニュアンスが出ますね。

<仕上げ>~トップコートでツヤツヤに~

最後にトップコートをします。ストロングハイシャインジェルを使います。
今回はチップなので、あまりハイポイントもないような感じになっているので、量を多めに
取り、全体に一旦塗ります。

ハイポイントを作りレベリングをする

ハイポイントを作っていくので、少し足します。ここでレベリングを待ちながら、最後のがたつきなどがある場合は取ります。
横の部分のサイドウォールのがたつきをそのままにしていると、ツヤがガタガタとなって美しくないので、最後まで丁寧に塗ってください。

ツヤ出しをして一体感を出す

特にラインはくっきり出るような、ツヤが出るような感じで塗るといいです。
エッジ部分に溜まったたまりは、必ずハイポイントの方に戻してあげてください。夏だとジェルが柔らかくなってしまって、横に流れやすくなる時はお客様の手を後ろにひっくり返して、ハイポイントの部分が一番下にくるような感じで、調節しながら作ってください。これでレベリングを待って、ツヤが一体化するのを待ちます。程よいハイポイントができてきたら固めます。

このストロングハイシャインジェルの硬化時間は20秒になっています。20秒で出してもいいですが、気持ち長めに入れるとさらにツヤが出るような気がするので、大体30秒~1分間の間で固めるようにしています。

ネイルワイプで拭き取る

拭き取りも、こちらのネイルワイプを使っていきます。ネイルワイプで拭き取る時は、フル―リアのストロングハイシャインジェルの場合、キッチンペーパーなどではなく、コットンで拭き取った方が綺麗に仕上がります。フル―リアのジェルの場合、拭き取りは軽くではなくてゴシゴシと擦るような感じで拭き取ってください。

ツヤ出しをして1分放置する

そうすることで、ガラスのようなツヤが生まれます。
拭き取った後は触ると曇るので、拭いた後は、1分間ほど放置してください。それで表面が完全に乾いたのを確認してから、オイルなどを塗るとツヤが持続します。

アートの構図を考える

アートは美しく見えるというのを謳っていますが、私が考えているのは指が並んだ時のバランスです。
薬指や、小指のアートは右側に持ってくるように心がけています。
なので、小指のお花をメインに置くときは小指の右端、薬指のビジューを右側という感じです。
ほかの指に関しては人差し指と中指が左側から見えることが多いと思うので、大体左側だったり、後は指の長さです。
例えば中指と薬指の指の長さの差が激しい場合は、中指のアートを下の方に描いてあげて、長く見せないようにする工夫をしてアートの構図を考えています。

<ウェストコースト>~簡単にできるグラデネイル~

次は大人っぽい夏のアートです。

とても簡単なアートです。ベースの土台を作ってしまえば、色を変えることでいろんなバリエーションができるようになっているので、ぜひ使ってみてください。またハンドを使います。

<スペースプライマリーハンド>~練習に最適なハンド~

このスペースのプライマリーハンドが、アクリルの練習などにも使いやすいです。指がほどよい柔らかさで、チップが自爪のように柔らかく曲がります。なので、練習をする方にはおすすめです。指が外せるので実践的な練習ができます。

<ベース>~ネイルの仕上がりを格上げするための下準備~

オーバルブラシでベースを塗ります。
私はワンカラーで仕上げる場合は、ある程度爪に凹凸があったり、反り爪だったりする場合は、ある程度ベースの時点で形を作っていきます。

例えばパールカラーをする場合に、ベースで凹凸ができてしまっていると、パールの光り方が歪んでしまうので、パールが綺麗な輝きになるように必ずベースをしっかりと作ります。
逆に言うと、アートをするときは後からトップコートでフォルムを作っていくので、すごく凹凸がある場合は別ですが、ベースはあまり作り込まずに、最後のトップコートでフォルムを作るようにしています。その方がサロンアートの場合は時短ができます。

シアーホワイトで発色をよくする

こちらのベースも先ほどと同じSの01番を使います。春夏作っているアートのベースは、Sの01を使っていることが多いです。シアーなホワイトなので、この1色を入れるか入れないかで色の発色が本当に違います。こちらをまずワンコート塗ります。ワンコート塗ったら、今度は硬化せずにこのまま柄を描きます。

未硬化から柄を入れる

柄を描いていくのはMの14番です。こちらもかなり使うものになります。これは筆の跡を残したいので、星3つの硬いテクスチャーのものを使っています。このМの14番をほんのちょっとだけブラシの先に取って、ウェーブをかけながらササッと描きます。

ウェーブはあまり同じような形ではなくて、方向は一緒ですが、いろんな曲線を描くような感じで描きます。この状態で1回硬化します。
今のこのベースを作っておくと、ブルー系のカラーをうっすら乗せて、ラメなどのラインを入れるとそれだけで天然石っぽくなります。今回のアートは、ウェストコーストの夏の夕日のイメージで作りましたが、このように空のようなイメージで作ることもできます。

<カラーの乗せ方>~綺麗なグラデーションにするために~

カラーの方を塗ります。色のことに関してお話しすると、今から使っていくカラーがPの16番という、エメラルドグリーンです。

反対色を使っても大人っぽさをキープする

こちらと、緑の補色であるオレンジです。この反対色の色を使うことで、華やかさを出します。原色を使わずに中性的な色を使うことで、大人っぽさもキープするという感じで色を選んでみました。
こちらをオーバルブラシを使って描きます。
Pの16番のエメラルドグリーンの色から、だんだんオレンジに変化していくようなグラデーションを作っていきます。まずPの16番をそのまま塗っていきますが、そのままのマットな感じで塗ると下に描いたホワイトのラインが全然見えなくなるので、少し乗せたらブラシをきれいに整えて、ぼかしていくような感じで乗せます。

そうすると、うっすらと下から白いラインが見えてきて、立体感がでるような感じになってきます。

黄色→オレンジのグラデーションを作る

この後に黄色からオレンジにグラデーションをしていきますが、黄色は一番最後にして、Mの45番のオレンジを先に描きます。
こちらを、ブラシの片側だけにつけて、キューティクル側の方から色を入れていきます。
これもある程度濃い色が入ったら、ブラシをキッチンペーパーで拭ってジェルを取って、何もないところで動かしていきます。

黄色を中間に入れてグラデをなじませる

最後に黄色を乗せていきます。黄色はブラシ全体に量を少なめにつけて、Mの45番のオレンジとPの16番のエメラルドの間に入れていきます。
色が濃かったら、もう一度ブラシをきれいに整えて、色を拭っていきます。
今中心に入れたので、もう1回ブラシを綺麗にしたら、まずは黄色のMの18番とPの16番の間を、ポンポンと馴染ませていきます。

その後にもう1回ブラシを綺麗にして、Mの45番とMの18番、オレンジと黄色の間をポンポンとグラデーションにしていきます。簡単にグラデーションができます。これで一回硬化します。

<仕上げ>~ラインを引いて夏のネイルを際立たせる~

最後に細いラインを引きます。波打ち際をイメージしたラインなんですが、最後にエッジが立った状態をイメージしたいので、1回トップコートで仕上げた後にラインを引きます。

ハイシャインジェルでトップコートをする

トップコートに先ほども使ったストロングハイシャインジェルを使います。
こちらを、フォルムを作りながら綺麗なツヤがでるように、レベリングさせながら塗ります。ハイポイントも作ります。
サイドもツヤがまっすぐに出るように塗って、エッジのたまりを元に戻しておきます。レベリングを待ちながら形のチェックをして、ツヤがプルンと一体化してハイポイントもできてきたら、ライトに入れます。こちらも30秒硬化します。

強弱をつけてラインを引く

最後のラインを引いていくのは、かなり使っているMの14番の硬いテクスチャのもので、ウルトラライナーを使って描きます。最後の拭き取りはネイルワイプをコットンに取って、ゴシゴシと拭き取ります。そしてラインを引きます。波打ち際の泡のようなイメージで描いているので、まっすぐなラインではなくて、強弱をつけて、ラインを引きます。
引いた後に、さらにラインをプラスします。大きめの円というか、繋がりを作った後に、細かく泡のようなイメージでラインを引きます。大きい泡だったり、小さい泡だったりという感じで細かく描きます。
こちらで完全硬化します。完全硬化することで、フル―リアのカラージェルはほとんど未硬化ジェルが出ないので、そのまま仕上がりとなって大丈夫です。

ラインの配置を考える

やはりトップコートをした上からのラインなので、人差し指の先端などに描いてしまうと、摩擦で薄くなってしまうので注意してください。
人差し指などにどうしても描きたい場合は、キューティクル側に寄せて描くような配置をしてください。
すると4週間経っても綺麗に戻ります。先ほども言ったように未硬化ジェルがあまり出ないので、シールを貼ったり、ワンカラーを塗った後にすぐ拭き取りなどをしないでシールを貼ったりすることもできるので、時間短縮になります。
ビジューを乗せると、夏らしい大人の夏のネイルアートという感じに仕上がります。

<使用アイテム>~今回使用したジェル~

・フルーリア カラージェル(マット)54ブルー、51グレープ、12ネイビーブルー、59ブラック、14エンジェルホワイト、45オレンジ、18イエロー
・フルーリア カラージェル(シアー)01シアーホワイト
・フルーリア カラージェル(グリッター)06シルバー
・フルーリア カラージェル(パール)16エメラルド
・フルーリア ネイルワイプ
今日はありがとうございました。

ピックアップ記事

関連記事一覧